色持ちのポイントは”溜めない”こと
白髪染めを選ぶポイントのひとつは色持ちです。
白髪染めをしても1、2週間で色が落ちてしまったというような経験はありませんか?
白髪染めの色持ちを良くするためには、白髪染めの特徴やメリット、デメリットを把握して使い分けることが大切です。
一般的に広く使われている一度でしっかり染まる白髪染め(ヘアカラータイプ)は、薬品を使って髪を染めていくのが特徴です。
キューティクルを開き、髪の内部にある色素細胞を壊して染料を入れていきます。
そのため、一度で思い通りの色にしっかり染めることができますが、キューティクルを薬品で無理やり開いてしまっているので、キューティクルは開いたままの状態になっています。
色が定着しても髪が水分を含んだりシャンプーの度にどんどん染料が流れて出てしまうため、色が抜けやすくなってしまいます。
しかも、染料と一緒に髪の栄養も一緒に流れ出てしまうので、髪のパサつきや切れ毛などのダメージも引き起こす原因にも。
一度で染めることができる白髪染めでも、髪のダメージによって色持ちは大きく変わってきます。
その点、トリートメントタイプの白髪染めは、一度にしっかり染めることは出来ませんが、繰り返し使うことで髪のダメージを修復しながら少しずつ髪を染めていきます。
何度も使うほど、髪に色が定着していくので安定した色持ちをキープすることができ、髪の状態もどんどん健康になっていくので一石二鳥です。
また、どんな髪質の方でもダメージが酷い方でも安心して使えます。
どうしても、一度でしっかり染めたいという方には、ヘアカラータイプの白髪染めを使用した後にトリートメントタイプの白髪染めを使うと、ダメージを修復しながら色持ちをキープしてくれますので、併用してお使いいただくこともオススメです。
色持ちを良くするためのポイントはダメージを溜めないということです。
出来るだけ髪や頭皮に優しいものを使い、ツヤやかでキレイな髪を保ちましょう。